レゴがウィメン・イン・3Dプリンティングのコーポレートメンバーに加盟

デンマークの大手玩具メーカーのレゴが、アディティブ・マニュファクチャリング業界で働く女性を支援する非営利団体のウィメン・イン・3Dプリンティング(Wi3DP)のコーポレートメンバーに加盟した。発表によると、両者は人的交流を相互に行いレゴの新製品開発などでコラボレートするとしている。

レゴのアディティブ・デザイン・マニュファクチャリングチームのロネン・ハダー氏は、「我々がアディティブ・マニュファクチャリングの冒険を初めて20年近く経ちましたが、当初は製品開発のプロトタイピングなどに活用していました。最近は、特にレゴブリックのよりイノベーティブな機能を実現するための検証などにも使っています。今後は、アディティブ・マニュファクチャリングをより広範囲に活用するために、Wi3DPとのコラボレーションを進めてまいります」とコメントしている。

ウィメン・イン・3Dプリンティングは、2014年の設立以来アディティブ・マニュファクチャリング業界で働く女性の就業支援や待遇格差解消などの各種の活動を展開している。ウィメン・イン・3Dプリンティングは現在、世界36カ国に支部を置き、23,000人の会員を抱えている。