3DEOが事業停止、資産を売却

カリフォルニア州に拠点を置くメタル3Dプリンティング・サービスビューローの3DEOが事業停止し、資産の売却手続きに入った。アメリカ現地メディアの報道によると、3DEOは所管裁判所へ破産を申し立てて受理され、知的財産権を含む資産を売りに出しているという。

売却される資産には特許、トレードマーク、製造ノウハウ、ソフトウェア、マテリアルに関する情報、メタル3Dプリンターを含む設備一式などが含まれている。売却手続きは破産管財人に指定されたインソルベンシー・サービシス・グループを通して行われる。

資産の買取希望者はインソルベンシー・サービシス・グループに買取希望価格を伝え、入札に参加する必要がある。参加期日は2026年8月12日までとなっている。

3DEOは、2016年にカリフォルニア州トーランスでマット・ペトロスら三人が設立したメタル3Dプリンティング・サービスビューロー。小型メタル部品の大量生産を得意とし、医療、航空宇宙、自動車、半導体などのセクターの企業ユーザーに3Dプリンティングサービスを提供していた。

3DEOは、これまでに総額8000万ドル(約12億8000万円)もの資金を主に法人投資家から集めていた。同社へ出資した企業の中には日本開発銀行、セイコーエプソン、IHIエアロスペース、みずほ銀行などが含まれていた。