Wurthアディティブ・グループが事業停止

ドイツの産業用部品サプライヤーのWurthグループ傘下の3Dプリンティング企業のWurthアディティブ・グループが事業を停止した。同社の公式LinkedInアカウントには事業停止に関する短い案内が記され、業界全体の逆風の中で事業を停止せざるを得なかった事情について説明がされた。

Wurthアディティブ・グループは2021年から主に北米市場を中心に事業を展開し、3Dプリンター本体や材料の販売、物理的な交換部品を「デジタルデータ」として保管・オンデマンド出力するデジタル在庫管理(DIS)ソリューションなどを提供していた。

DISソリューションでは、理的なスペアパーツの在庫を抱える代わりに、部品データを保管し、必要な時に必要なだけ3Dプリンターで出力するサプライチェーン・ソリューションを提供していた。また、3Dプリンター販売事業では金属や樹脂などの素材をはじめ、3Dプリンティング機器やスキャナーのハードウェア・材料の販売を行っていた。

Wurthアディティブ・グループは取引先などのステークホルダーに対し、同社の事業停止事務所へメールでコンタクトするよう求めている。

Wurthアディティブ・グループは、先日開催されたアディティブ・マニュファクチャリング・ユーザーグループ(AMUG)の年次総会にも参加し、パートナー企業との協業開始を発表したばかりだった。