全世界の3Dプリンター用フィラメント市場が、2034年に75億ドル(約1兆2000億円)規模へ成長すると予想したレポートが発表された。
アメリカの市場調査会社フォーチュン・ビジネスインサイツのレポート「3Dプリンティング・フィラメントの市場規模とシェア」は、2025円時点の全世界の3Dプリンター用フィラメントの市場規模を25億1311万ドル(約4020億9760万円)規模と推定、今後年率12.81%の成長を続け、2034年に同規模に拡大するとしている。
市場拡大を牽引するドライバーとして、世界的なFDM(溶融積層造形法式)3Dプリンターの普及を挙げており、特に工業用セクターとコンスーマーセクターでのデスクトップ3Dプリンターのさらなる普及が市場拡大を牽引するとしている。工業用セクターでは、特に航空宇宙と防衛セグメントでのフィラメントの消費が拡大するとしている。
フィラメントの種類別ではPLAやABSなどの一般的なものに加えて、PETG、ナイロン、TPU、PEEKなどのエンジニアリングプラスチック系のフィラメントの消費が伸びるとしている。
2025年時点の世界シェアでは北米が全体の33.7%と最大を占め、今後もその地位を保持し続けると予想している。

