メーカーボット・インダストリーズがカーボンファイバー3Dプリンターをリリース

ストラタシス傘下の3Dプリンターメーカーのメーカーボット・インダストリーズが、カーボンファイバー3Dプリンターをリリースする。

メーカーボット・メソッド・カーボンファイバーエディションと名付けられた3Dプリンターは、専用のメーカーボット・ナイロンカーボンファイバー素材を使うタイプの3Dプリンター。特に強度が求められるツール、ジグ、エンドユーズパーツの製造などに適しているとされる。

メーカーボット・ナイロンカーボンファイバーに加え、PC-ABS、PC-ABS FR、ナイロン、PETG、タフPLAなどのエンジニアリンググレードの素材も利用できる。

カーボンファイバーなどを使うコンポジット・アディティブ・マニュファクチャリングは、現在急速に市場が拡大している領域とされる。メーカーボットは、メーカーボット・メソッド・カーボンファイバーエディションを投入することで市場でのポジションを獲得する意向と見られる。

メーカーボットの既存のメソッド・シリーズも、専用のエクストルーダーを装着することでアップグレードが可能。

メーカーボットは、メーカーボット・メソッド・カーボンファイバーエディションとメーカーボット・ナイロンカーボンファイバーを、今年6月から出荷するとしている。