メーカーボット、研究開発用3Dプリンティングプラットフォーム「メーカーボット・ラブズ」をリリース https://www.youtube.com/watch?v=zdC-SQsy7x4

アメリカのデスクトップ3Dプリンターメーカーのメーカーボット・インダストリーズが、研究開発用3Dプリンティングプラットフォーム「メーカーボット・ラブズ」をリリースする。

「メーカーボット・ラブズ」はメーカーボットの3Dプリンターに加え、オープンAPI、実験用エクストルーダー、カスタムプリントモード、オンライン・リソースシェアリングサイトなどが提供される。オンライン・リソースシェアリングサイトは、メーカーボットのファイル共有サイトThingiverseで提供される。

メーカーボットによると、「メーカーボット・ラブズ」は、自由度の高い3Dプリンティングを求めるメーカーボットのヘビーユーザーからのフィードバックを得て企画されたという。

創業当初の頃のメーカーボットは、自社の3Dプリンターをオープンソースで開発・リリースし、多くの3Dプリンターホビイストがファイルにアクセス、自由度の高い3Dプリンティングが行われていた。

しかし、メーカーボットがストラタシスに買収されてからはポリシーをクローズドに変更していた。「メーカーボット・ラブズ」では、実験用エクストルーダーなどの一部のファイルがオープンソースになるものと見られ、メーカーボットが部分的に「原点回帰」するのではという憶測がなされている。