オランダの3Dプリンターサプライメーカーのヘムベースドが、コールド・コンポスタブルフィラメントの販売を開始した。「ヘムベースド3Dフィラメント」と名付けられたフィラメントは農業廃棄物のパームツリーリーフ由来バイオポリマーを原料に作られたもので、100%生分解性で堆肥化可能。五つのカラーが利用でき、価格は1スプール32ユーロ(約3万6000円)となっている。
「ヘムベースド3Dフィラメント」は、一般的なFDM方式の3Dプリンターであれば利用可能となっている。
コールド・コンポスタブル(Cold compostable)とは堆肥化(コンポスト)可能であり、冷たい飲み物や食品を入れる用途に特化して設計された製品や素材を指す。一般的な使い捨てプラスチック製品に代わる環境配慮型の製品とされている。冷たい飲み物用のコップ(コールドカップ)、アイスコーヒーのフタ、サラダ用の容器などに広く使われている。
ヘムベースドの創業者エリック・ジャンセン氏は「3Dプリンティングは進化の速いイノベーションを支えるパワフルなツールですが、使われている素材は未来の需要に必ずしも合致したものではありません。素材は単に高性能であるだけでなく、製品ライフサイクルの終局において責任をはたすものである必要があります」とコメントしている。

