ドイツのフラッグキャリアエアラインのルフトハンザ航空が、航空機の整備に3Dプリント部品を使用するとして話題になっている。現地メディアの報道によると、ルフトハンザ航空はチタン合金を材料にメタル3Dプリンターでラッチやローラーシャッターなどの内装部品を製造し、運行しているエアバスA330シリーズ、A340シリーズ、A380シリーズなどのメンテナンスに利用するとしている。
メンテナンスを担当するルフトハンザ・テクニック社によると、3Dプリンターで消耗部品を製造することで、メンテナンスに必要な部品の調達時間とコストを大幅に削減することができるという。
ルフトハンザ・テクニックのプロジェクトエンジニアのデヴィッド・ルドルツ氏は「メンテナンス用交換部品はこれまで射出成型法によって製造されてきましたが、メタル3Dプリンターでの製造に切り替える丁度良いタイミングを得られました。マテリアライズ社とのパートナーシップにより3Dプリンターへの切り替えが実現しました」とコメントしている。
ルフトハンザドイツ航空はドイツのケルンに本拠を置くドイツ最大の航空会社で、同国のフラッグ・キャリア。2015年4月時点で世界98カ国274都市に就航、売上高はアメリカン航空、デルタ航空に次ぐ世界第3位、旅客数はイージージェットに次ぐ欧州第2位、世界第9位のメガ・キャリアである。

