ウィメン・イン・3Dプリンティングの代表にクリスティン・ミュルヘリン氏が就任

アディティブ・マニュファクチャリング業界で働く女性を支援する非営利団体のウィメン・イン・3Dプリンティング(Wi3DP)の代表にクリスティン・ミュルヘリン氏が就任する。Wi3DPの7周年に合わせての人事で、Wi3DP創業者で代表のノラ・トゥーレ氏は会長に就任する。

ミュルヘリン氏はHPに勤務後、3Dプリンティング・コンサルティング会社のAMキューブドを創業、各産業セクターのユーザーにコンサルティングを提供してきた。Wi3DPの黎明期から活動に参加し、2年前にWi3DPのオレゴン州ポートランドの支部アンバサダーを務めていた。

ミュルヘリン氏の代表就任についてトゥーレ氏は、「クリスティンはWi3DPのアンバサダーと理事を二年以上務め、Wi3DPをサステナブルでスケーラブルな組織にするために非凡な才能を発揮してくれました。新たにWi3DPの代表として、より多くの仕事をこなしてくれることを目撃できることを楽しみにしています」とコメントしている。

Wi3DPは、トゥーレ氏が運営していた個人ブログを母体に2014年に組織化された。設立当初よりアディティブ・マニュファクチャリング業界で働く女性の就業支援や待遇格差解消などの各種の活動を展開している。Wi3DPは現在、世界36カ国に支部を置き、23,000人の会員を抱えている。