メキシコ・チャピンゴ大学の研究チームが3Dプリンターでハチの巣を製造

メキシコ・チャピンゴ大学の研究チームが、3Dプリンターでハチの巣を製造したとして話題になっている。メキシコ現地メディアの報道によると、ハチの巣を製造したのはチャピンゴ大学のホゼ・フランシスコ・アルテアガ・アラーコン氏が率いる研究チームで、六角形の基本構造のミツバチの巣を3Dプリンターで製造したという。

ミツバチの巣を3Dプリンターで製造することにより、ミツバチは巣作りから解放されてストレスフリーでハチミツ作りに専念できるため、ハチミツの生産量の大幅な増加が期待できるとしている。また、天候や気温などに巣作りが影響されないため、ミツバチが巣を作りづらいとされている寒冷地などでもハチミツの生産ができるようになるとしている。

研究チームのメンバーは、「メキシコは、2000種類以上のハチが存在する、ハチ大国として知られています。当然ながらハチミツの生産も盛んで、年間6万トン以上のハチミツを生産しています。現在は、自然に作られたハチの巣だけで生産していますが、3Dプリンターでハチの巣を製造することで、ハチミツの生産量を大幅に増加させることが可能になります。それは、メキシコの4万3千人もの養蜂家にとって大きなメリットになります」とコメントしている。

チャピンゴ大学は1854年設立のメキシコ国立大学。学生1万人弱を擁する、特に農水産業関連の学部が強い大学として知られている。