アメリカ人の40%が牛豚肉の消費を控えると回答

アメリカ人の40%が牛豚肉の消費を控えると回答した市場調査結果が発表された。アメリカの市場調査会社のワンポールが実施した調査によると、調査対象となったアメリカ人消費者2000人のすべてが「より健康的な食習慣への関心」を持っていると回答し、37%が豚肉や牛肉などの「レッドミートの消費を今後控える」と回答した。

「レッドミートの消費を今後控える」と回答した消費者が理由として選んだのは、レッドミートの消費が「糖尿病、心臓病、消化器疾患などの成人病などの原因となる」からだった。一方で、レッドミートの「正しい調理法がわからない」「調理方法が難しい」と答えた消費者も多数を占めた。

また、家族にレッドミートの代わりに代替肉を提供することをの理由を理解してもらえるかという質問に対しては、59%が「十分に可能である」と応えており、昨年の51%から増加した。

さらに、57%が「今後より多くのエスニックフードを調理する」と答えており、63%が「砂糖を使ったソーダ飲料から水などの飲料に切り替える」と答えていある。また、62%が市販のサラダドレッシングよりも「ホームメイドのサラダドレッシングを家族に提供する」と答えている。