ウィメン・イン・3Dプリンティングがアンチアジア人ヘイトクライムのバーチャルイベントを開催

カリフォルニア州に拠点を置く非営利団体のウィメン・イン・3Dプリンティングが、アンチアジア人ヘイトクライムのバーチャルイベントを開催する。「エンディング・エイジアンヘイト」と題されたバーチャルイベントは、カリフォルニア州現地時間の4月20日火曜日午後1時(日本時間4月21日午前6時)からオンラインで開催される。

ウィメン・イン・3Dプリンティング創設者のノラ・トーレ氏は、「ウィメン・イン・3Dプリンティングは、3Dプリンティング業界におけるジェンダーギャップの解消に取り組んできました。我々はグローバルコミュニティとして、現在のアジアのコミュニティが直面する課題を取り上げ、その解決策を模索してゆきたいと思います」とコメントしている。

バーチャルイベントではメンバーによるパネルディスカッションが開かれる予定で、フォードモーターのアディティブ・マニュファクチャリング・テクニカルリーダーのエレン・リー氏や、メーカーボット・インダストリーズのミナ・リーマネージャー、メイクラボの創業者兼CEOのクリスティナ・パーラ氏などが出席する。

アメリカでは現在、アジア人に対するヘイトクライムが頻発している。アジア人の中でも特にアジア人女性が襲撃されるヘイトクライムが頻発し、大きな社会問題になっている。

ウィメン・イン・3Dプリンティングは2018年設立の非営利団体。カリフォルニア州を拠点に活動し、全世界20カ国から女性メンバーが参加している。