メーカーボット・インダストリーズが自社の3Dプリンターを低所得地域の小中学校へ寄付

大手3Dプリンターメーカーのストラタシス傘下のメーカーボット・インダストリーズが、自社の3Dプリンターを低所得地域の小中学校へ寄付して話題になっている。メーカーボット・インダストリーズは、3Dプリンターへのアクセスを確保できない子供たちに実際に3Dプリンターを提供すること目指すとしている。

3Dプリンターを受け取ったハワイ州キヘイ小学校のクリスティン・グッドウィン教諭は、「3Dプリンターは、子供たちの想像力と創造性に火を付ける優れたツールです。芸術、科学、デザインを学ぶためのマジックの宝庫であり、日々の問題解決能力を開発するための優れた素材です。メーカーボットのスケッチ3Dプリンターを、日々の授業においてテクノロジーを実際に活用する手段として大いに活用しています」とコメントしている。

メーカーボット・インダストリーズは、今年2022年5月にオランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーに発行済み株式の54.4%を買収され、同社の系列会社となっている。株式買収号も、メーカーボット・インダストリーズの親会社ストラタシスはメーカーボット・インダストリーズの株式45.6%を所有し続けており、事実上の合弁会社となっている。メーカーボット・インダストリーズは2013年にストラタシスに買収され、子会社となっていた。