ウルチメーカーがメーカーボット・インダストリーズを買収へ

オランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーが、アメリカの3Dプリンターメーカーでストラタシス傘下のメーカーボット・インダストリーズを買収するとして話題になっている。

オランダ現地の報道によると、ウルチメーカーとウルチメーカーの株主のNPMキャピタルは、1500万ドル(約19億5000万円)を投じ、メーカーボット・インダストリーズの株式の54.4%を取得する。株式売却後も、メーカーボット・インダストリーズの親会社ストラタシスはメーカーボット・インダストリーズの株式45.6%を所有し続ける。

買収後のCEOは、メーカーボット・インダストリーズのナダヴ・ゴシェン氏とウルチメーカーのユルゲン・フォン・ホレン氏が共同で務めるとしている。

ストラタシスのヨアヴ・ツァイフ氏は、「メーカーボット・インダストリーズとウルチメーカーのそれぞれの強みを統合することで、各種のテクノロジーを提供することが可能になり、経営効率を高めることも可能になります。また、財務体質も強化され、優れたリーダーシップに導かれた素晴らしいチームとともに競争熾烈な3Dプリンティングの世界で戦ってゆくことが可能になります」とコメントしている。