デスクトップメタルが2022年度第一四半期決算を発表

アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のデスクトップメタルが、2022年度第一四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は4370万ドル(約56億8100万円)で、前年同期の1130万ドル(約14億6900万円)から大幅に増加した。一方、経常収支は6950万ドル(約90億3500万円)の赤字だった。デスクトップメタルは、2022年度通年の売上高を2億6000万ドル(約338億円)程度と見積もっている。

デスクトップメタルの創業者でCEOのリック・フュロップ氏は、「幸先よく2022年度のスタートを切ることができました。我々は引き続きマーケットシェアの拡大とスケールでの売上増加を続けてまいります。今年は複数のエキサイティングな新製品のリリースを予定しており、我々のアディティブ・マニュファクチャリング2.0のポートフォリオに対する需要はかつてないほどに高まっています。我々はいいポジションに位置しており、今後もバランスをとりながら成長を続けてゆきます」とコメントしている。

2022年度第一四半期決算の発表を受け、ニューヨーク証券取引所で取引されているデスクトップメタルの株は61.1%と大きく値を下げ、1.33ドルで取引を終えた。