メーカーボット・インダストリーズがクラウドプリント2.0をリリース

アメリカの3Dプリンターメーカーでストラタシス傘下のメーカーボット・インダストリーズが、最新の3Dプリンティング管理ソフトのクラウドプリント2.0をリリースした。クラウドベースで提供される管理ソフトは、CADファイルのプレパレーションから実際の3Dプリンティングまでをワンストップでマネージするもので、メーカーボット・インダストリーズのMETHODシリーズ、SKETCHシリーズ、レプリケーターシリーズに対応している。

クラウドプリント2.0のリリースについて、メーカーボット・インダストリーズのナダヴ・ゴシェンCEOは、「3Dプリンティングを成功させるには、ハードウェアのみならず、素材、アクセサリー、ソフトウェアを含めたフルスケールのエコシステムが必要です。メーカーボット・インダストリーズの新しいクラウドプリント2.0は、ユーザーが重要なタスクを完結させるためのより最適なアプローチを提供します。操作方法も簡単で、セキュアなワークフローを提供し、スタートからフィニッシュまでワンストップでのコントロールとマネジメントを実現します」とコメントしている。

メーカーボット・インダストリーズは、今年2022年5月にオランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーに発行済み株式の54.4%を取得され、同社の子会社になっている。現在、ウルチメーカーとメーカーボット・インダストリーズの二つのブランドが並存してそれぞれ運営されている。