サム・フランシス氏がランチャーのCFOに就任

ロサンゼルスに拠点を置くロケットメーカー・ランチャーのCFOにサム・フランシス氏が就任した。フランシス氏は業界経験25年のベテランで、前職で同業企業プラネタリー・システムズのCFOと、別の同業企業のブルーキャニオン・テクノロジーズのCFOを務めていた。プラネタリー・システムズはこれまでにロケットラブに、ブルーキャニオン・テクノロジーズはこれまでに防衛大手レイセオン・テクノロジーズにそれぞれ売却されている。

ランチャーは現在、ハイパフォーマンスロケットの「ランチャーライト」と「オービター」をそれぞれ開発中で、フランシス氏は、両ロケットの開発にかかる資金調達などを担当するものと見られる。

ランチャーのマックス・ハオットCEOは、「サムがランチャーのチームに合流し、ランチャーの投資家ベースを拡大し、フィナンシャルオペレーションを強化してくれることに期待しています。「オービター」の初フライトが今年11月に予定されているので、ちょうどいいタイミングで合流してくれました」とコメントしている。

ランチャーは2017年設立。同社はロケット本体とロケットエンジンの主要部品を3Dプリンターで製造していることで知られている。