ダイヴァージェント・テクノロジーズがシリーズC投資で8000万ドルの資金調達に成功

米カリフォルニア州ガーデナに拠点を置く自動車メーカーのダイヴァージェント・テクノロジーズが、シリーズC投資で8000万ドル(約108億円)の資金調達に成功した。出資したのはベンチャーキャピタルのホライズン・テクノロジー・ファイナンス・コーポレーションとウェスタン・アライアンス銀行系列のブリッジ銀行。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。今回の資金調達により、ダイヴァージェント・テクノロジーズが調達した資金の総額は3億2800万ドル(約442億8000万円)となった。

ブリッジ銀行のテクノロジーバンキンググループディレクターのマイク・レダーマン氏は、「ダイヴァージェントは、自動車製造のエコノミクスを劇的に変革しています。ダイヴァージェントが業界の構造転換を促すソルーションを提供し、システムレベルの変換を促すシーンを目撃できることにエキサイトしています」とコメントしている。

ダイヴァージェント・テクノロジーズは、2014年設立のスーパーカーメーカー。主にSLMソルーションズのハイエンドレーザーメタル3Dプリンターを使い、「ゼロエミッション」のスーパーカーを製造している。