FictivがシリーズB投資で1,500万ドルを調達 https://www.fictiv.com/blog/posts/chicktech-workshop-at-fictiv-teaches-stem-skills-to-girls

サンフランシスコに拠点を置くマニュファクチャリング・スタートアップ企業のFictivが、シリーズB投資で1,500万ドル(約16億2千万円)を調達した。投資したのはシノベーション・ベンチャーズをリーダーとするシンジゲートグループ。

今回の資金調達により、同社が調達した資金の総額は2,500万ドル(約27億円)となった。同社には、これまでにマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏や、著名ベンチャーキャピタルのインテルキャピタル、スタンフォード・スタートXファンドなどが出資している。

Fictivは2013年設立。3Dプリンティング、CNCミリング、射出成型などのソルーションをワンストップで提供している。同社のソルーションでは、ポリジェット3Dプリンター、SLS3Dプリンター、FDM3Dプリンターなどが利用できるほか、同社が開発したコラボレーション技術「バーチャル・マニュファクチャリング」が利用できる。。

今回調達した資金は、Fictivの製造ネットワークの拡大や、新型ソフトウェアの開発、中国オフィスの開設などに使われるという。

Fictivはソフトウェアの開発現場で使われていたコラボレーション技術を、製造業の現場に応用する事を目指して設立された。同社のコラボレーション技術は、これまでに各業界のユーザーの製造コストを大きく削減してきている。