http://www.nydailynews.com/life-style/tooth-straightening-aligners-article-1.3021770
インターネットと3Dプリンターを使って格安矯正歯科医療を手がけるベンチャー企業のキャンディッドが、シリーズA投資で1,500万ドル(約16憶5千万円)を調達した。出資したのはベンチャーキャピタルのグレイクロフト、ベセマー、eベンチャーズと見られ、資金はキャンディッドのマーケティングに使われる。
キャンディッドは2017年9月に設立、SLA3Dプリンターを使って矯正用アライナーをカスタム製造している。キャンディッドのマウスピースは、従来型のアライナーに比べ、65%程度格安で製造出来るとしている。
キャンディッドのユーザーは最初にモデリングキットを入手し、自分で歯型を作成する。作成した歯型をキャンディッドへ送ると3Dモデル化され、キャンディッドがネットワークした1万人以上の歯科医師がレビューを行い、アライナーをデザインする。
3Dプリンターを使った矯正歯科医療では、アライン・テクノロジーが業界をリードしている。一方で、アライン・テクノロジーのアライナーを入手するにはアライン・テクノロジーの認定歯科医師のクリニックを訪問する必要がある。キャンディッドのサービスは、アライン・テクノロジーのようなクリニック訪問を必要としないのが特徴。
キャンディッドはこれまでにシードファンドとしてアリーナ・ベンチャーズから200万ドル(約2憶2千万円)の資金を調達している。