ニューヨークのスタートアップ企業が、3Dプリンターを使った格安歯科矯正サービスを開始 https://techcrunch.com/2017/09/14/candid-dental-startup-teeth-alignment/

ニューヨークのスタートアップ企業のキャンディッドが、3Dプリンターを使った格安歯科矯正サービスを開始した。

キャンディッドのサービスを申し込むと、歯型データを取得するためのモデリングキットが送られてくる。利用者はモデリングキットのマニュアルに従い自分の歯型を取得し、キャンディッドへ送り返す。送られてきた歯型データを元に、キャンディッドが矯正用マウスピースを3Dプリンターで製造し、利用者へ送付する仕組み。

3Dプリンターは矯正歯科医療の世界で古くから使われて来ているが、矯正用マウスピースの製造コストが高いのが課題だった。キャンディッドのサービスは、わずか1,900ドル(約20万9,000円)で利用出来る。3Dプリンターを使った一般的なマウスピース製造サービスの四分の一以下の価格となっている。

キャンディッドのサービスは、FDA(米国食品医薬品局)の認可を得ているという。

「矯正歯科医療のローコストの選択肢を提供する事で、これまでコストが原因で矯正歯科用マウスピースが利用出来なかった人にアクセスを与える事が出来ます」と、キャンディッドの共同創業者でCEOのニック・グリーンフィールド氏はコメントしている。