マイティ・ビルディングズが幹部社員三人を新たに採用

米カリフォルニア州オークランドに拠点を置く建設会社のマイティ・ビルディングズが、幹部社員三人を新たに採用した。

チーフ・オペレーティング・マネージャー(COO)に採用されたのはラス・アタッシ氏。アタッシ氏は民泊マッチングサイト大手エアビーアンドビーで研究開発チームを率いていたほか、AppleやGoogleなどでグローバルサプライチェーンマネジメントなどのキャリアを積んできた。

チーフ・フィナンシャル・マネージャー(CFO)に採用されたのはレネ・グリーメンズ氏。グリーメンズ氏は前職でドイツのスタートアップ企業ヴォロコプターでCFOを務め、総額で3億4000万ドル(約425億円)規模の資金調達を成功させた。グリーメンズ氏は、30年以上のファイナンス業務の経験を持つ実力者とされている。

また、アタッシ氏と同じエアビーアンドビー出身のマーク・アルドリッチ氏もジェネラル・カウンセルに採用された。アルドリッチ氏は、エアビーアンドビーのリーガルチームを率いた主要メンバー。アタッシ氏と同じエアビーアンドビーの研究開発チームにも所属していた。

マイティ・ビルディングズは2017年設立。多くの建設企業が工事現場で建設3Dプリンターを使って住宅などを建設する一方、同社は自社工場に設置した建設3Dプリンターで住宅を建設し、現場に設置する「オフプレミス・コンストラクション」を特徴としている。