マイティ・ビルディングズがサンディエゴに小型3Dプリント住宅を建設

米カリフォルニア州オークランドに拠点を置く建設会社のマイティ・ビルディングズが、カリフォルニア州サンディエゴのデル・マー地区に小型3Dプリント住宅を建設した。

マイティ・ビルディングズが建設したのは広さ350平方フィート(約32.51平方メートル)のスタジオ型平屋住宅。レンジ付き小型キッチン、冷蔵庫、皿洗い機、バスルーム、ビルトイン洗濯機が設置されていて、価格は11万5000ドル(約1207万円)。建設許可の取得手続きを含めて、注文から3-4カ月で引き渡し出来るとしている。マイティ・ビルディングズでは、少人数世帯での利用や、オームオフィスでの利用を想定している。

マイティ・ビルディングズは、来月に購入検討者を対象にした視察ツアーを行う予定。

マイティ・ビルディングズは2017年設立。多くの建設企業が工事現場で建設3Dプリンターを使って住宅などを建設する一方、同社は自社工場に設置した建設3Dプリンターで住宅を建設し、現場に設置する「オフプレミス・コンストラクション」を特徴としている。

マイティ・ビルディングズは先日、カリフォルニア州ランチョ・ミラージュに世界初の3Dプリント住宅コミュニティを建設すると発表し、話題を集めた。