アメリカ陸軍とICONが共同で世界最大の兵舎住宅を3Dプリンターで建設

アメリカ陸軍とICONが、共同で世界最大の兵舎住宅を3Dプリンターで建設する。発表によると、テキサス州フォートブリズに建設される3Dプリント住宅は広さ5700平方フィート(約529.54平方メートル)の大きさの平屋建て住宅で、敷地内に3棟建設される。建設はICONの建設3Dプリンター「Vulcan」を使って行われる。

アメリカ国防省はプレスリリースで、「このプロジェクトは、アメリカ陸軍が掲げる三つの優先事項に沿ったものです。すなわち、人、機動性、近代化です。先端技術で建物を建設することで建設コストを削減し、設計時間を縮小し、建設にかかるスピードを加速することができます。我々は、このイノベーティブな技術を活用し、兵舎住宅以外の建物の建設も進めてゆく予定です」と説明している。

ICONによると、兵舎住宅の建設にはラバクリートと呼ばれる専用の素材が使われる。また、建設コストは、従来の方式の10%から30%削減できるとしている。

ICONは、今年2022年2月に1億8500万ドル(約212億7500万円)の資金調達に成功するなど、建設業界でのプレゼンスを強めている。また、全米各地で3Dプリント住宅の建設を拡大しており、建設3Dプリンター業界のリーディングポジションを獲得しつつある。