リディファイン・ミートが5種類の代替肉製品の販売開始

イスラエルのスタートアップ企業のリディファイン・ミートが、5種類の代替肉製品の販売を開始した。新たにリリースされたのは「リディファイン・バーガー」「リディファイン・ケバブ」「リディファイン・シガーズ」「リディファイン・ソーセージ」「リディファイン・ミート」の5種類。いずれも製造過程で3Dプリンターが使用されている。

製品の販売開始について、リディファイン・ミートのベン・シトリットCEOは、「製品ポートフォリオをリリースできたことは、世界最大の食肉メーカーになるという我々のミッションを実現するためのビッグステップです。いずれの製品も、食肉に関する我々の細胞レベルの理解と知識が反映されています。実際に食べていただければ、本物の肉と味や食感がほとんど変わらないことをおわかりいただけるでしょう」とコメントしている。

リディファイン・ミートは2018年設立。イスラエルのテルアビブに拠点を置き、3Dプリンターで代替肉を製造している。同社の代替肉は競合製品よりも味がよく、同社が実施した消費者テストでは被験者の90%が同社の代替肉を「美味しい」と評価している。

リデファイン・ミートでは、年内にイスラエル国内での流通を開始し、ヨーロッパ、アジア、アメリカの順で市場を開拓してゆくとしている。