ニュージーランドの映画小道具制作企業が大型3Dプリンターを導入 https://massivit.altech.jp/massivit-1800/

ニュージーランドの映画小道具制作企業が大型3Dプリンターを導入したとして話題になっている。

大型3Dプリンターを導入したのはウェタ・ワークショップ社。同社は、これまでに映画「アバター」や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「ブレードランナー」シリーズなどの作品の小道具制作を担当してきている。

同社が導入したのはマシヴィット社の18003Dプリンターで、ウェタ・ワークショップのウェリントン・スタジオに設置された。

大型3Dプリンターの導入について、ウェタ・ワークショップのピエトロ・マーソン氏は、「我々が制作するものの中には、高さ8メートルから9メートルの大型のマネキンなども含まれます。そうしたものを作るには、複数の大型のパーツをそれぞれ作り、組み合わせる必要があります。当然ながら、時間とコストがかかる作業です。(3Dプリンターを使うことで)そうした時間とコストを削減することが可能になります」とコメントしている。

マシヴィットは2013年設立の、イスラエルのロドに拠点を置くスタートアップ企業。同社の大型3Dプリンターは、世界各地の広告代理店やイベント企画会社などに採用され、広告サイネージやプロップスなどの政策に利用されている。なお、マシヴィット18003Dプリンターの造形サイズは最大145 X 111 X 180 cmとなっている。