アウディがストラタシスのフルカラー3Dプリンターを導入 https://www.plasticstoday.com/3d-printing/full-color-multi-material-3d-printing-adopted-audi/94133097158907

アウディがストラタシスのフルカラー3Dプリンターを導入した。アウディが導入するのはストラタシスのJ750シリーズで、主に新型車両のテールライトカバーのプロトタイプ製造に使われるという。

3Dプリンターを導入することで、製造リードタイムを最大で50%まで削減する事ができるとしている。

3Dプリンターが導入されるのは、ドイツのインゴルシュタットにあるアウディのプレ・シリーズ・センター。センターでは、テールライトカバーなどの製造をモールディングやミリングで行っていたという。

3Dプリンターの導入について、アウディのプラスチック3Dプリンティンセンターのティム・スピアリング部長は、「アウディのお客様にとって、デザインは購入の意思決定における最も重要な要素のひとつです。それゆえ、我々は新型車開発のデザインとコンセプトメーキングのフェーズにおいて最上級クラスの品質を確保する事にこだわっているのです。ストラタシスの3Dプリンターは、我々がデザインした通りのテクスチャーと色合いをもたらしてくれます」とコメントしている。

アウディは2002年からストラタシスのFDM3Dプリンターを導入し、これまでに同社のポリジェットシリーズを含む各種のシリーズを導入してきている。