ナショナル・デンテックス・ラブズがカーボンと業務提携契約を締結 http://additivemanufacturing.com/2018/06/25/national-dentex-labs-and-carbon-partner-to-implement-a-3d-manufacturing-solution-across-ndx-labs-in-the-u-s/

アメリカ最大の歯科医療ネットワークのナショナル・デンテックス・ラブズが、ハイエンド3Dプリンターメーカーのカーボンと業務提携契約を締結した。

ナショナル・デンテックス・ラブズはインプラントなどの製造に3Dプリンターを使用しているが、既存の3Dプリンターを順次カーボンの3Dプリンターに置き換えてゆく模様。カーボンのM2プリンターの生産性とスケーラビリティが評価されたと見られる。

業務提携契約の締結について、カーボンの共同創業者でCEOのジョセフ・デシモーネ氏は、「ナショナル・デンテックス・ラブズとパートナーシップを構築できた事に興奮しています。また、カーボンの歯科医療用ソルーションを選択してくれたことを誇りに思います。歯科医療は市場規模の大きさや、求められる品質水準の高さなどから、デジタルファブリケーションがもっともフィットする領域です。プリントの正確さや速いターンアラウンド、定常的なアップタイムと素早いサポートも求められます。我々は顧客とともに歩み、それぞれのニーズに対してサポートとサービスを提供してゆきます」とコメントしている。

カーボンは2014年にジョセフ・デシモン、フィリップ・デシモンの二人が設立、独自開発したCLIP(Continuous Liquid Interface Production)ベースの3Dプリンターを開発している。CLIPベースの3Dプリンターは、一般的なSLA方式の3Dプリンターよりも高速で高品質の造形が可能としている。