スリーディーシステムズがエントリーレベル歯科用3Dプリンターをリリース https://www.3dsystems.com/3d-printers/dmp-flex-100

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、エントリーレベルの歯科用メタル3Dプリンター「DMPフレックス100」をリリースした。

DMPフレックス100はエントリーレベルのメタル3Dプリンターで、主に研究開発用に開発された。スリーディーシステムズの従来のエントリーレベルの歯科用3Dプリンター「ProXDMP100」の最大二倍のスループットが確保できるとしている。造形サイズは最大100 x 100 x 80 mmで、例えばクラウンを製造する場合、最大四時間で90個のクラウンが製造できるとしている。

DMPフレックス100ではチタンと、スリーディーシステムズが開発したレーザーフォームCoCR(B)とレーザーフォーム17-4PH(B)のメタルパウダー合金を素材として利用できる。

「DMPフレックス100のリリースにより、インダストリアルレベルのメタルアディティブ・マニュファクチャリング技術をより幅広いユーザー層に提供することが可能になります。スループット、プリント精度、使いやすさ、素材の選択肢の広さなど、いずれも業界最高峰のレベルです」と、スリーディーシステムズのケビン・マクアリー医療担当副社長はコメントしている。