ビッグレップが2018年度ドイツ・イノベーション賞を受賞 http://additivemanufacturing.com/2018/06/07/bigrep-wins-german-innovation-award-2018-studio-3d-printer-wins-inaugural-machine-engineering-prize/

ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、2018年度ドイツ・イノベーション賞を受賞した。受賞対象となったのはビッグレップの大型3Dプリンター「ビッグレップ・スタジオ」。使い勝手、スピード、プリント精度、デザインなどが総合的に評価された。

同賞の授賞式は、現地時間の6月6日にベルリンのドイツ技術展示場で執り行われた。

ドイツ・イノベーション賞は、ドイツ・デザイン協議会が毎年選出するもので、ドイツ製品のデザインとブランドを強化する事を目的に定められている。3Dプリンターが同賞を受賞するのは、同賞の歴史で初めてとなる。

受賞についてビッグレップのステファン・バイヤーCEOは、「ビッグレップ・スタジオがドイツ・イノベーション賞を受賞出来た事にとても興奮しています。同賞を受賞できたことで、ビッグレップ・スタジオに対するポジティブな影響を受けることが可能になったと思います」とコメントしている。

ビッグレップ・スタジオは造形サイズ1000 mm x 500 mm x 500 mm を持つ大型のFDM3Dプリンター。ベルリンにあるビッグレップの本社でデザインされ、ドイツ国内で製造されている。現在はボストン、ニューヨーク、シンガポールに営業所を設け、グローバルな営業活動を展開している。ビッグレップ・スタジオは日本でも販売されている。