Phase3Dが290万ドルの資金調達に成功

米イリノイ州シカゴに拠点を置くメタル3Dプリンター用リアルタイムインスペクション・モニタリングソフト開発のPhase3Dが、290万ドル(約4億6400万円)の資金調達に成功した。出資したのはクエスト・ベンチャーパートナーズを筆頭とするベンチャーキャピタルなどによる投資シンジケート。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。

Phase3Dは、調達した資金を製造能力の拡大や、ソフトウェアとデータサイエンス領域での研究開発、人員の増員、政府向け営業体制の強化などに投じるとしている。

Phase3Dの創業者でCEOのナイアル・オダウド氏は「この資金調達により、アディティブ・マニュファクチャリングにおける高品質のリアルタイムインスペクションの機能をより迅速に普及させることが可能になります」とコメントしている。

Phase3Dのアプリケーションは、主にアメリカの防衛産業や航空宇宙の産業ユーザーに使われている。ユーザーにはアメリカ海軍およびアメリカ空軍やNASAなどが含まれている。

Phase3Dは2020年に、ロス・アラモス国立研究所出身のナイアル・オダウド氏が中心となって設立したスタートアップ企業。同社とは日本のDMG森精機もパートナーシップ契約を締結している。