ラピッドシェイプがノースカロライナ州ローリーに北米ヘッドクォーターを開設

ドイツの3Dプリンターメーカーのラピッドシェイプが、ノースカロライナ州ローリーに北米ヘッドクォーターを開設した。ノースカロライナ州立大学のキャンパス内に開設されたヘッドクォーターは、アメリカおよびカナダのユーザーへの販売とサポートの拠点となる。

北米ヘッドクォーターはノースカロライナ州立大学のアディティブ・マニュファクチャリング・ロジスティクスセンターと共同でアディティブ・マニュファクチャリング関連の各種の研究開発も行う。

ラピッドシェイプは、これまでにノースカロライナ州立大学に自社の3Dプリンターを納入している。また、ノースカロライナ州立大学の学生がラピッドシェイプへ入社し、エンジニアとして活躍している。

ラピッドシェイプのアンドレアス・シュルシースCEO兼創業者は、「北米ヘッドクォーターの開設により、成長を続ける北米市場においてベストなコンディションで臨むことが可能になります。我々のバリューはパーソナルなコンサルテーション、迅速で質の高いサービス、そして短納期です。セールススタッフ、物流担当、サポート担当などのメンバー全員でアメリカとカナダのお客様にベストな状態で対応させていただきます」とコメントしている。

ラピッドシェイプは2011年設立。ドイツ・ハイムシャイムに拠点を置き、主に歯科医療、ジュエリー、ヒアリングエイドなどの産業ユーザーに細密3Dプリンターを提供している。