ビヨンド・ミートのCOOが傷害罪で逮捕

アメリカの代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートのCOO(最高業務オフィサー)のダグ・ラムジー氏が傷害罪で逮捕された。米アーカンソー州現地メディアの報道によると、ラムジー氏は現地時間の2022年9月17日、アーカンソー州ファイエットビルのレーザーバックスタジアムの駐車場で第三者の男性とトラブルになり、男性を殴って鼻を噛むなどして怪我をさせたという。目撃者によると、ラムジー氏は駐車場から離れる途中に男性の車とぶつかりそうになり、トラブルになったという。同スタジアムでは当日、アメリカで人気のカレッジフットボールの試合が行われていた。

ラムジー氏は現地時間の午後10時27分に逮捕され、現在アーカンソー州ワシントン郡留置所に留置されている。

ラムジー氏は大手精肉メーカーのタイソン・フーズにて鶏肉部門のマネージャーを長く務め、2019年には同社のマクドナルド事業担当社長に就任していた。同氏は2021年にビヨンド・ミートにヘッドハントされ、同社のCOOに就任していた。

今回の事件について、現地メディアがビヨンド・ミートにコメントを求めているが、今のところビヨンド・ミートから正式なアナウンスメントは出されていない。