ビヨンド・ミートの株価が低迷

アメリカの代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートの株価が低迷している。NASDAQ上場後2019年7月26日に234.90ドルの高値を付けていた同社の株は、その後乱高下を繰り返し、本記事執筆時点の2022年6月6日には28.63ドルにまで下落している。

ビヨンド・ミートは、2019年5月に米NASDAQへ上場し、翌月の2021年6月には時価総額が94億4000万ドル(約1兆1516億円)に達していた。ビヨンド・ミートには、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツや、著名俳優のレオナルド・デカプリオなどのセレブリティが多く出資していることで知られている。

ある市場関係者は、同社の直近の四半期決算で経常赤字が拡大したことと、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う世界的なサプライチェーン停滞が同社の今後の業績に悪影響を与える可能性があることが株価を押し下げていると見ている。

ビヨンド・ミートは、先日発表したアーニングス・ガイダンスで、2022年度通年の売上高を5億6000万ドル(約728億円)から6億2000万ドル(約806億円)のレンジと見積もっている。経常収支およびEBITDAなどについての見通しは示されていないが、ある市場関係者は、2022年度通年での黒字転換は難しいとみている。