アストロプリントが100万ドルの資金調達に成功

カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置く3Dプリンター管理ソフト開発のアストロプリントが、100万ドル(約1億1千万円)の資金調達に成功した。これにより、同社が調達した資金の総額は210万ドル(約2億3100万円)となった。

出資したのはベンチャーキャピタルのスタンリー・ベンチャーズとアルマ・ムンディ・ベンチャーズ。株価のバリュエーションなどの出資条件は明らかにされていない。

アストロプリントへの出資について、スタンリー・ベンチャーズのディナ・ルーシアー取締役は、「スタンリー・ベンチャーズはアストロプリントの成長軌道と共にできることを誇りに思っています。彼らのエンタープライズ・クラウドソルーションはアディティブ・マニュファクチャリングの世界におけるゲームチェンジャーになるでしょう。我々は、アディティブ・マニュファクチャリングにおけるベスト・アンド・ブライテストに投資をしました。モノづくりを根本から再構築してくれると期待しています」とコメントしている。

アストロプリントは2014年にドルュー・テイラーら三人の起業家が共同で設立した。立上げ当初はキックスターターで資金を調達したことで話題になった。同社はクラウドベースとデスクトップベースのの3Dプリンター管理ソフトを開発している。