レゴとスタンレー・ブラック&デッカーがストラタシスのスピンオフ企業に1900万ドルを投資 http://www.3ders.org/articles/20180917-lego-and-stanley-black-decker-back-evolve-additive-solutions-with-funding.html

レゴと大手ベンチャーキャピタルのスタンレー・ブラック&デッカーがストラタシスのスピンオフ企業のエボルブ・アディティブ・ソルーションズに1900万ドル(約21億円)を投資し、3Dプリンターコミュニティの大きな話題になっている。

エボルブ・アディティブ・ソルーションズは今年初めにストラタシスから分離し、スピンオフ企業として新たなスタートを切った。同社は独自開発したプロプリエタリー・セレクティブ・サーモプラスチック・エレクトロフォトグラフィック・プロセス(STEP)と名付けられた技術を用い、通常のアディティブ・マニュファクチャリング・ソルーションの50倍のスピードでモノづくりができるとしている。

エボルブ・アディティブ・ソルーションズのSTEPテクノロジーは、射出成型法のような大量生産のモノづくりに活用できるとして、アディティブ・マニュファクチャリングの関係者から大いに注目されている。

今回の投資には、レゴとスタンレー・ブラック&デッカーに加え、大手国際金融機関のBNPパリバと、エボルブ・アディティブ・ソルーションズの母体のストラタシスも含まれているという。なお、今回の投資のバリエーションなどの情報については明らかにされていない。