ウルチメーカーが新シリーズ「ウルチメーカー S5」3Dプリンターをリリース https://ultimaker.com/en/products/ultimaker-s5

オランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーが、新シリーズ「ウルチメーカー S5」3Dプリンターをリリースする。

ウルチメーカー S5は、最大330 x 240 x 300 mmの造形サイズを持つ、ウルチメーカー最大クラスの3Dプリンター。新型のベッド・レベリングシステムを搭載するなど、エンドユーズ・パーツの製造を見据えた設計となっている。また、ビルトイン・フィラメントセンサーを搭載し、フィラメントスプールが切れる前に自動的にプリントを停止できる。

操作用タッチスクリーンもアップグレードし、スマートフォン感覚で3Dプリンターを操作できるとしている。また、iOSとアンドロイド・スマートフォン用のウルチメーカー・アプリも提供される。ウルチメーカー・アプリでは、3Dプリンターの操作に加え、リモートでのプリントモニタリングなども行える。

ウルチメーカー S5のリリースと共に、ウルチメーカーでは新型フィラメント「ウルチメーカー・タフPLA」もリリースする。ウルチメーカー・タフPLAは、通常のPLAフィラメントよりも強度に優れ、より滑らかなフィニッシュが得られるのが特徴。

ウルチメーカー S5の価格は5,495ユーロ(約74万円)で、ウルチメーカーは5月15日からウルチメーカー S5の注文受付を開始するとしている。