ボッシュが大量のウルチメーカー製3Dプリンターを購入 https://ultimaker.com/en/blog/22984-meet-the-new-ultimaker-3

ドイツの大手自動車部品・電動工具メーカーのボッシュが、大量のウルチメーカー製3Dプリンターを購入した。購入されたウルチメーカー3エクステンデッド3Dプリンターは、全世界のボッシュの工場や研究施設などで使われる模様。

「ボッシュのような尊敬される業界のリーダーが我々の3Dプリンターを選んでくれたことを大変幸せに思います。ボッシュは専門部署で詳細な選定作業を行い、我々の3Dプリンターを選んでくれたのです」とウルチメーカーのジョス・バーガーCEOはコメントしている。

ボッシュは3Dプリンターを主にワークフローのプロセスに導入し、新製品のデザインなどの開発リードタイムの削減と、プロトタイプの製造コストを下げるものと見られる。

ウルチメーカー3エクステンデッド3DプリンターはデュアルエクストルーダータイプのFDM3Dプリンターで、造形サイズは最大で215 x 215 x 300 mm、価格は1台3,695ユーロ(約498,800円)となっている。

ウルチメーカーは2011年設立。レップラッププロジェクト出身の三人のオランダ人起業家が共同で設立した。同社が開発した3Dプリンター「ウルチメーカー」はレップラップベースの3Dプリンターで、その高い機能性と品質が世界中の3Dプリンターユーザーに高く評価されている。