839ドルのDLP3Dプリンターがキックスターターで33万ドルを調達 https://www.kickstarter.com/projects/phrozenmake/phrozen-make-professional-lcd-3d-printing-made-acc

839ドル(約94,800円)のDLP3Dプリンターがキックスターターで326人のバッカーから33万ドル(約3,729万円)を調達し、話題になっている。

資金調達に成功したのは台湾の3DプリンターメーカーのPhrozen。同社のDLP3Dプリンター「Phorozenメイク」は「世界で最もコンパクトで、信頼性があり、精密なDLP3Dプリンター」を標榜している。

同3Dプリンターのキックスターターキャンペーンは開始からわずか4分で当初の調達目標金額の3万ドル(約340万円)を獲得している。

PhorozenメイクはSLA・DLP方式の3Dプリンターで、光源にLCDを使うのが特徴。通常のSLA方式の3Dプリンターの約10倍のスピードで造形することが出来るとしている。

キックスターターでの販売価格はアーリーバードスペシャル価格が839ドル(約94,800円)で、より大型の造形サイズのPhorozenメイクXLの価格が1,349ドル(約152,400円)となっている。

PhrozenではPhrozenメイクの出荷を今年7月から開始するとしている。

SLA方式の3DプリンターはFDM方式の3Dプリンターと共に現在世界的に普及が進んでいる。SLA3DプリンターはFDM方式の3Dプリンターよりもより精密な造形が可能とされているものの、FDM方式の3Dプリンターよりも価格が高いのが導入のハードルになっているとされている。