M3Dが新型3Dプリンター2機種をリリース http://sites.printm3d.com/

米メリーランド州フルトンに拠点を置く3DプリンターメーカーのM3Dが新型3Dプリンター2機種をリリースした。

リリースされたのはM3D PROとMICRO+の二機種。いずれもキューブ型の小型デスクトップ3Dプリンターで、M3D PROは0.35mm、0.4mm、0.5mm、0.75mmのノズルをサポートしている。デュアルARMプロセッサーを搭載し、20のセンサーから送られる情報を元により精密な造形を可能にしている。

MICRO+はMICRO3Dプリンターの第二世代シリーズで、3Dプリンタービギナーのためのエントリーモデルとして開発された。MICRO3Dプリンターは2014年に開発され、同年キックスターターで販売された。キックスターターでは340万ドル(約3億8,420万円)を集める大ヒットを記録している。

M3D PROの販売価格は749ドル(約84,630円)で、2年間の製品保証がついている。MICRO+の販売価格は299ドル(約33,780円)で、1年間の製品保証がついている。

M3Dは同社のフラッグシップモデルのMICRO3Dプリンターの他に、同社が3Dインクと呼ぶフィラメントも製造している。

M3Dはメリーランド大学カレッジパーク校出身のデービッド・ジョーンズとマイケル・アーマニの二人が2014年4月に設立した。マイケル・アーマニはバイオエンジニアリングの博士号を、デービッド・ジョーンズはコンピューターサイエンスの学位を、それぞれ有している。