ロシアの建設会社がモスクワ近郊に37㎡の3Dプリント住宅を建設 http://inhabitat.com/portable-apis-cor-3d-printer-crafts-a-multi-story-630-square-foot-home-i-a-day/

ロシアの建設会社エイピス・コアがモスクワ近郊に37㎡の3Dプリント住宅を建設し、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。

3Dプリント住宅が建設されたのはモスクワ近郊の町ステュピノで、エイピス・コアが開発したコンクリート3Dプリンターを使いわずか一日で建設されたという。

同社の3Dプリント住宅建設プロジェクトは昨年10月から始まり、今年に入ってからコンクリート3Dプリンターの稼働が始まった。今回ステュピノに建設された3Dプリント住宅は展示用にそのまま設置されるという。

同社のコンクリート3Dプリンターはテレスコピックアーム方式で、センタープラットフォームを中心に稼働する仕組みになっている。住宅内で稼働出来、トラックなどでの運搬が簡単なのも特徴という。

エイピス・コアによると、同社のコンクリート3Dプリンターは最大132㎡のサイズの住宅建設が可能で、わずか二人のオペレーターで操作が可能という。

建設コストは1㎡あたり103ドル(11,639円)から155ドル(約17,515円)程度と見積もっている。

同社はロシアを皮切りに、ヨーロッパ、アジア、北米アメリカなどで3Dプリント住宅の建設を開始するとしている。