全世界の建設3Dプリンティング市場が2034年に6666億ドル(約10兆6656億円)規模へ成長すると予想したレポートが発表された。
アメリカの市場調査会社フォーチュン・ビジネスインサイツのレポート「3D建設プリンター市場規模、シェアと業界分析、コンポーネント別、アプリケーション別(商業、住宅、産業)、建設タイプ別(建物、橋、ドーム、橋台、および地域予測」は、2025年時点の全世界の建設3Dプリンティング市場規模を29億2000万ドル(約4672億円)程度と推定、今後年率82.81%の高い成長率で成長を続け、2034年に同規模へ到達するとしている。
国・地域別シェアでは北米が34%と最大で、以下ヨーロッパ31%、アジア太平洋地域25%、中東およびアフリカ10%としている。特にアメリカ、中国、ドイツ、イギリス、日本での市場拡大が顕著になると予想している。
建設3Dプリンターを普及させるドライバーとしては、持続的な労働力不足、資材コストの上昇、およびプロジェクトを加速したスケジュールで完了するというプレッシャーの増大などを挙げている。また、手頃な価格の住宅や人道的取り組みのための大規模な導入支援を求める機運が高まることなども挙げている。
建設3Dプリンターの導入セグメントでは住宅が最大で44%、オフィスビルや小売業店舗などの商業ビル38%、倉庫や工場などの産業セグメント18%となっている。

