HPとアディティブ・マニュファクチャリング・テクノロジーズが業務提携契約を締結

HPとイギリス・シェフィールドに拠点を置くスタートアップ企業のアディティブ・マニュファクチャリング・テクノロジーズが業務提携契約を締結した。発表によると、同社はHPのマルチジェット・フュージョン3Dプリンターとアディティブ・マニュファクチャリング・テクノロジーズのポストプロセス技術を活用し、自動車産業や医療などの産業セクターのユーザーにサービスを提供してゆく。

アディティブ・マニュファクチャリング・テクノロジーズの創業者兼CEOのジョセフ・クラブツリー氏は、「HPのような工業アディティブ・マニュファクチャリングの業界リーダーと提携できることは光栄なことです。HPのマルチジェット・フュージョン技術と我が社のケミカル・ヴェイパー・スムージング技術を組み合わせることで、射出成型レベルのフィニッシュクオリティを提供することが可能になります。両社で協業し、次のレベルのサービスを提供してゆきます」とコメントしている。

HPによると、素材にはリユーザブルPA12、同PA12グラスビーズ、PA11、TPUM95A、BASFウルトラシントTPU01などが利用できる。

3Dプリンターによる造形では、サーフェスフィニッシュなどのクオリティに問題が生じるケースが多い。多くの場合、エンドパーツとして使用するには表面加工などのポストプロセス処理を施す必要がある。

アディティブ・マニュファクチャリング・テクノロジーズは2015年設立。独自開発したケミカル・ヴェイパー・スムージング技術を使い、各種の産業ユーザーにポストプロセスサービスを提供している。