2018年の3Dプリンターの世界を占う① https://www.cati.com/3d-printing/metal-3d-printing/

1.製造業用3Dプリンターの普及

2018年は製造業用3Dプリンターが普及するブレークスルーイヤーとなるだろう。アメリカのベンチャー企業のデスクトップメタルが、今年春に「デスクトップ・メタル3Dプリンター」のリリースを開始すると共に、同じくハイエンド3Dプリンターメーカーのカーボンの正式シリーズのリリースが始まる。いずれも従来型のハイエンド3Dプリンター製品よりも安く高性能で、3Dプリンターのゲームチェンジャーになると期待されている。部品製造などのオンデマンドマニュファクチャリングの現場においては導入メリットは極めて高く、速やかに普及する可能性が高い。

また、HPも従来型のシリーズよりも低価格の製品を今年投入すると噂されている。同社の3Dプリンターもモノづくりの領域で導入が進んでおり、低価格シリーズの投入により、市場拡大に拍車がかかる可能性が高い。

2.建設用3Dプリンターの普及

2018年はまた、建設用3Dプリンター普及の元年になると予想する。建設用3Dプリンターは現在アメリカ、中国、オランダ、ロシア、イタリアなどのメーカーが開発しているが、UAE、中国において導入が本格化している。特にUAEは建設用3Dプリンターの導入に積極的で、ドバイでは既に3Dプリンターでオフィスビルが建設され、その数は今後さらに増えると予想されている。

中国においても、複合住宅やシェルターなどが建設され、建設用3Dプリンター普及の兆しが見え始めている。中国も、建設用3Dプリンターの導入が広まる国の一つとなると予想する。