スリーディーシステムズ、2017年度売上が2%増加へ https://en.wikipedia.org/wiki/3D_Systems#/media/File:3D_Systems_Logo.png

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズの2017年度売上が2%程度増加する見込みとなっている。会計処理上の理由で決算発表が3月14日に延期されたが、関係者が明かしている。

同社の2017年度第四四半期決算は1憶7,600万ドルから1億7,800万ドルになると見られ、対前年同期比で6-7%程度増加したと見られる。同期間中の売上の増加についてスリーディーシステムズのヴィオメッシュ・ジョシCEOは、特にヘルスケア、素材、ソフトウェア、オンデマンド・マニュファクチャリングのセクターでの売上の増加が貢献したとしている。

GAAPベースでの収支は、1株あたり0.08ドルから0.1ドルの赤字になると見られている。通年のGAAPベースでの収支も、1株あたり0.58ドルから0.6ドルの赤字になると見られている。

株式市場の反応は良好で、スリーディーシステムズの株価は取引開始直後から買い気配が続いている。

「今だに多くの事を行う必要があるものの、2017年には目覚ましい進歩を遂げることができました。会社を復活させ、安定化することができました。我々が行ってきた投資がリターンを生み出すフェーズになってきました。決算発表時に我々の成果を分かち合うのを楽しみにしています」とジョシCEOはコメントしている。