ロールスロイスがノルスク・チタニウムにチタン部品発注

ノルウェーのノルスク・チタニウムが、ロールスロイスからチタン部品の発注を受けた。現地メディアの報道によると、この構造部品は現行の民間航空エンジン・プログラムへの展開が想定されるもので、同社独自のラピッド・プラズマ・デポジション(RPD)技術により、Ti-6Al-4Vで造形される。ノルスク・チタニウムのノルウェーテクノロジーセンターで造形し、ドイツで機械加工する。発注の対象は、航空エンジン向けの構造部品として開発された。

ノルスク・チタニウムは、ロールスロイスの開発活動向け部品の供給者として承認された。発注は2026年10月29日に報じられた。このチタン構造部品の開発を経て、RPD技術の今後の活用についてロールスロイスと検討を進める。

ノルスク・チタニウムの社長兼最高経営責任者ファブリツィオ・ポンテ氏は「今回の発注は、ロールスロイスとの関係における重要な前進だ」とコメントした。

ロールスロイスへの発注は、RPD技術の最新の産業応用となる。エアバス、ボーイング、ノースロップ・グラマンも、最終用途部品の開発と製造でノルスク・チタニウムと取り組んでいる。これらの取り組みはいずれも、最終用途に使う部品を対象としている。

ノルスク・チタニウム(Norsk Titanium)は、ノルウェーを拠点とする金属3Dプリンティング企業。航空宇宙産業や防衛産業向けにチタン合金製の構造部品を製造している。