大手製紙会社の日本製紙が開発したCNF(セルロースナノファイバー)強化樹脂が、アスペクトが販売する3Dプリンター用粉末樹脂材料に採用され、話題になっている。
日本製紙のホームページによると、当該樹脂は日本製紙が開発したCNF強化樹脂「cellenpia PLAS」によって補強されたPA6樹脂粉末で、ガラスなどの従来の補強材料と比較して、同一強度において17%の軽量化を達成できるとしている。
本樹脂は来月11月にドイツ・フランクフルトで開催される世界最大級のアディティブ・マニュファクチャリング関連展示会Formnextで展示される。
cellenpia PLASは、木質資源を活用したバイオマス素材であるセルロース繊維を、ポリプロピレン(PP)やナイロン6(PA6)などの熱可塑性樹脂へ混練・分散・解繊することにより製造される新素材。京都大学生存圏研究所の矢野浩之教授や京都市産業技術研究所等が開発した革新的なCNF製造技術である「京都プロセス」をベースに、独自の分散技術を加えて開発された。
日本製紙株式会社は、日本製紙グループの中核を成す日本第二位の大手製紙会社。洋紙・板紙・パルプ・紙製品・化成品などの製造・販売を行っている。

