イギリスの慈善団体が視覚障碍者向けに胎児画像の3Dプリントサービスを開始

イギリスの慈善団体が、視覚障碍者向けに胎児画像の3Dプリントサービスを開始して話題になっている。イギリスの慈善団体「ガイド・ドッグス」(Guide Dogs)が始めたサービス「ファースト・ハロー」(First Hello)は、視覚障害を抱えた妊婦の胎児の超音波画像から3Dモデルを3Dプリンターで作成するもの。妊娠20週目以降の胎児画像が対象で、JPGまたはPNG形式で画像を提出すると3Dプリンターで出力して指定の配達先へ配達してくれる。サービスは対象者のみに提供され、費用は無料。

本サービスは、ガイド・ドッグスが実施した視覚障碍者を対象としたアンケート調査結果から生まれた。2000人の視覚障碍者の妊婦を対象にした調査では、回答者の64%が超音波画像を3D化して手で触れられるようになることを希望すると答えている。

ガイド・ドッグスのサポートサービス担当責任者のケリー・ビーヴァン氏は「すべての両親とその家族は、子供を授かると言う人生における大きなマイルストーンの喜びを共に共有すべきです。視覚障害をお持ちの両親は、往々にしてそのイベントから阻害されてしまっています」と、サービスを開始した理由を説明している。