スリーディーシステムズがジョージフィッシャーの子会社と戦略提携契約を締結 https://www.facebook.com/pg/GeorgFischerCentralPlastics/about/

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、スイスの大手工作機器メーカーのジョージフィッシャーの子会社と、戦略提携契約を締結した。

契約によると、スリーディーシステムズとGFマシニング・ソルーションズは、素材管理システムやアディティブ・マニュファクチャリング技術関連のソフトウェアを共同で開発し、スマートファクトリーでのシームレスなワークフローの実現を目指すという。

戦略提携契約の締結について、ジョージフィッシャーのイヴス・セラCEOは、「二つの業界リーダーによる新たなパートナーシップの締結にエキサイトしています。スリーディーシステムズとGFマシニング・ソルーションズのそれぞれの経験と専門性をを統合し、我々の顧客に3Dプリンティング技術をベースにした新たなソルーションを提供できるでしょう」とコメントしている。

ジョージフィッシャーは1802年設立のスイスの老舗企業。銅精錬工場として発足し、工業用コネクターの製造などで事業基盤を築いた。1900年代に入ると航空機用部品の製造や工作機械の製造にシフトし、巨大工業企業としての地位を確立した。日本でもジョージフィッシャー株式会社とGFマシニング・ソルーションズ株式会社の二社が事業を展開している。