ロボ3Dがニューマターの3Dプリンターのサポートを継承 https://newmatter.com/

カリフォルニア州サンディエゴに拠点を置く3Dプリンターメーカーのロボ3Dが、今年2月に事業廃止したニューマターの3Dプリンターのサポートを継承する。ニューマターのMod-T3Dプリンターのユーザーは、ロボ3Dからテクニカルサポートを受ける事が可能になる。

カリフォルニア州パサデナに拠点を置いていた3Dプリンターメーカーのニューマターは2014年設立。小型デスクトップ3DプリンターMod-T3Dプリンターのキックスターターキャンペーンを成功させ、巨額の資金を集めていた。一方で、同社の事業は収支が均衡せず、赤字経営が続いていた。また、事業の廃止を受け、ニューマターでは自社製品のテクニカルサポートを今年夏まで継続して提供すると発表していた。

ロボ3Dの共同創業者のブレイドン・モレノ氏は、「ニューマターは高いブランド力をもった素晴らしい会社でした。特に教育分野において多くのユーザーを抱えていました。我々はニューマターの顧客基盤を引継ぎ、彼らに我々が提供出来る最大のカスタマーサービスを提供する所存です」とコメントしている。

なお、事業廃止後に解雇されたニューマターの従業員の一部は、新たにロボ3Dに雇用されている。Mod-T3Dプリンターのテクニカルサポートは、ニューマターの元従業員が担当するとしている。